2018.10.15
今週のテーマは『不当なハラスメントもあれば、不当なハラスメント「告発」もある!』。
今年に入ってから、様々な「ハラスメント」事件が世間を騒がせている。日大アメフト部のタックル問題、ボクシング協会の山根会長への大規模な抗議、体操の宮川選手への暴力沙汰、LGBTの人たちへの「生産性が低い」発言など、話題が尽きることがない。
もちろん世の中には、立場の上下関係を利用した不当なハラスメントが溢れている。しかし一方で、宮川選手へのケースがそうであったように、ハラスメント「告発」の方が不当であるとされることもある。今の世の中はむしろ、「ハラスメント」告発が安易に行われることで、師弟関係や男女関係が息苦しいものになっているのではないか。
受けたハラスメントへの対処法は、「告発」のみではない。我慢すればいいというものではないが、例えば「徹底して戦う」という道もあるはずだ。
そうは言っても、ハラスメント告発がともすれば乱発される今の世の中では、告発されるかも知れない立場の者には、「告発を受けたらいつでも辞職する」という覚悟が求められるであろう。その覚悟さえあれば、ハラスメント告発を過度に恐れることもなく、真剣な師弟関係を追求することも可能になるのである。
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