改題第2号(通巻80号) 2018年8月16日発売

特集

ポピュリズム肯定論

「トランプ・英EU離脱」現象とは何だったのか

座談会

庶民からの反逆

市場から社会を防衛するのは誰か

  • 小浜逸郎(評論家・国士舘大学客員教授)
  • 藤井聡(京都大学大学院教授)
  • 柴山桂太(京都大学大学院准教授)
  • 浜崎洋介(文芸批評家)
目次

〔特集〕

  • 座談会:庶民からの反逆——市場から社会を防衛するのは誰か/小浜逸郎・藤井聡・柴山桂太・浜崎洋介(冒頭部分をコチラからお読み頂けます)
  • ポピュリズムの原点と変質 今求められる原点回帰/薬師院仁志
  • 自由民主主義諸国の危機への警鐘 「ポピュリズム」を真摯に捉えよ/施光恒
  • グローバリズムに掻き消された「国民」の声/黒宮一太
  • 稗史小説と知識人/呉智英
  • リベラル・デモクラシーのディレンマとポピュリズム——ポピュリズムに寄生される保守/藤本龍児
  • 庶民とエリートを隔てる「文化の壁」/川端祐一郎
  • ポピュリズム・オブ・ザ・デッド/佐藤健志(一言一会)

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週刊ラジオ「表現者」

KBS京都ラジオ[AM 1143kHz]毎週月曜夜9:30

「身の丈のべき論」から始める保守思想――「戦後」を考える(ゲスト:浜崎洋介)

NEW 2018.09.17

 今週のテーマは「『身の丈のべき論』から始める保守思想――『戦後』を考える」。
 戦前の日本では、賛否はともかくとして「尊王攘夷」「大東亜共栄圏」といった「べき論」が社会に緊張感を与えていた。ところが敗戦後の日本人は、「べき論」をアメリカに預けて自ら語ることをやめてしまい、少しも緊張感のない社会を作り上げてしまった。
 文学においても、戦後すぐに登場し「第三の新人」として耳目を集めた作家たちが、この社会の緩みを象徴している。文学界においては高く評価されているのだが、『表現者クライテリオン』の座談会で取り上げて論じてみたところ、散々な評価を下さざるを得なかった。
 戦前の日本には、大東亜共栄圏という大きな「べき論」があった。これが身の丈に合わないものであったならば見直しはされて然るべきだが、戦後日本人が全く「べき論」を持たなくなってしまったのは明らかに堕落である。第三の新人が描いた、たとえば恋愛のような「目の前のべき論」をさえ引き受けることができない日本人に、まともな社会や国家を築き上げることなどできるわけがない。

ゲスト:浜崎洋介

機嫌なおしておくれよ by 奇妙礼太朗トラベルスイング楽団

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