2018.05.15
数多くのミュージシャンにカバーされている1993年のスターダストレビューのシングル曲。「いつまでもいつまでも そばにいると言ってた」彼。その彼が「幾度目かの春の日 眠る様に 空へと旅だった」。きっと彼が「いつまでもいつまでも」という言葉を口にしたとき、彼は一点の曇りも無く純粋な気持ちであったに違いない――それを彼女は、知っている。しかしそれは、この現実の世界の中で「ウソ」になってしまった。そのウソが無ければ、そしてそのウソが純粋なものでさえ無ければ、彼女は「いつまでもいつまでも」「逢いたくて逢いたくて・・あなたを探している あなたを呼んでいる」と想い続けることは無かったかも知れないのに――「純粋」であればあるほどに人を傷付ける――そんな逆理を暗示する一曲。
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