水戸遊学合宿講師・大場一央先生の過去動画を一挙ご紹介‼︎

啓文社(編集用)

啓文社(編集用)

本日は、今夏の「水戸遊学合宿」の開催を前に、講師を務めてくださる大場一央先生(儒学者)の過去の鼎談・講演動画を厳選してご紹介いたします。

大場先生は、陽明学・水戸学に精通するだけでなく、儒教思想と現代日本の文脈を結び直す精緻な思索を通じて、『表現者クライテリオン』誌面や塾講義でも高い人気を得てこられました。

以下の映像は、そうした先生の思想的立場に直に触れられる貴重な機会です。

合宿へのご参加をご検討中の方も、ぜひ事前にご視聴いただければ幸いです。

吉田松陰は“テロリスト”だったのか?

登壇:浜崎洋介 × 松野敏之 × 大場一央

 https://youtu.be/xMNhtU_xu-8?si=Z2wgznxGDMAvy_Sz

幕末の志士・吉田松陰の人物像と思想は、現代においてどのように評価されうるのか。
「テロリズム」と「義挙」の境界を問う中で、松陰の行動と思想の背景にある
国学・陽明学・水戸学の交差点があぶり出され、日本思想の深層が浮かび上がります。
「行動する思想」の可能性を問い直す、迫真の鼎談です。

吉田松陰から学ぶ日本精神──教育・人倫・近代批判

登壇:浜崎洋介 × 松野敏之 × 大場一央

https://youtu.be/Q-rbh2SdbrU?si=z01hR2HAaneRVDaG

日本が「欧化主義」の名のもとに、人倫と共同体感覚を見失っている現在――
その中で、吉田松陰の思想と教育が持つ意義はどこにあるのか?
儒学と武士道、国体思想の接点を探ると同時に、教育と精神性を中心に据えた近代批判が展開されます。
今こそ必要な「日本の精神的支柱」としての松陰像が提示されています。

新・近代の超克──宗教なき「個人」をどう超えるか

登壇:浜崎洋介 × 大場一央 × 平坂純一(於:早稲田大学大隈講堂)

 https://youtu.be/ZDhSlvb7YJk?si=J1SQ5kd8binIinm_

近代とは、宗教や人倫と切り離された「個人」の確立によって成り立っています。
だがその結果、共同体は崩壊し、公共性も見失われつつあるのではないか――。
この講演では、大場先生が「仁愛」や「人倫」の原理を土台に、思想を日常の営みへと接続する重要性を説きます。
保守思想が直面する近代の限界と、その超克のための思想的方位が提示された講演です。

 水戸遊学合宿のご案内
思想の現場を歩き、語る二日間

「保守思想」と聞くと、私たちはしばしば西洋起源の概念や理論に依拠して語りがちです。
しかし、そもそも「守るべき伝統」とは何か――その問いを立て直すには、日本という土地で、日本人の身体感覚や生活言語に根ざして育まれてきた思想そのものを、あらためて現場で学び直す必要があるのではないでしょうか。

そうした問題意識のもと、私たちはこの夏、思想的聖地・水戸の地にて、

儒学者・大場一央先生ご案内の「水戸遊学合宿」を開催いたします。

水戸学は、幕末維新の精神的支柱であっただけでなく、江戸儒学に国学思想を融合した日本思想の集大成とも言える存在です。

その現場を訪ね、実地に学び、共に語らいながら「保守の根」を見直すこの二日間は、まさに思想を“体得”する旅となるはずです。

開催概要

日程:2025年8月23日(土)〜24日(日)
集合・解散:新宿駅(貸切バス移動)
訪問地:弘道館・偕楽園・水戸城跡・常磐神社・水戸東照宮 ほか
講義:全3講義+現地解説(計約6時間)
宿泊:鉱泉旅館貸切(懇親会あり)
参加費:89,000円58,000円〜(早割適用/7月31日締切)
定員:先着30名限定

 詳細・お申込みhttps://the-criterion.jp/lp/mitotour/

日本思想を徹底的に学び、“体得”する二日間。

動画を通じて大場先生の思想に触れてくださった方にこそ、この特別な合宿での“実地の学び”を体験していただければと願っております。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

表現者塾事務局

お問い合わせ:info@the-criterion.jp

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