表現者クライテリオン 2019年1月号(12月15日発売)

改題第4号(通巻82号) 2018年12月15日発売

特集

「思想」としての防災

(第2特集:沖縄で考えるニッポン――歴史・アメリカ・未来)

座談会

平成天譴論

「サイガイ」を「サイワイ」にする力

  • 富岡幸一郎(文芸評論家)
  • 藤井聡(京都大学大学院教授)
  • 柴山桂太(京都大学大学院准教授)
  • 浜崎洋介(文芸批評家)
  • 川端祐一郎(京都大学大学院助教)
目次

〔特集1〕「思想」としての防災

  • 平成天譴論――「サイガイ」を「サイワイ」にする力/富岡幸一郎・編集部(座談会)
  • 思想としての防災/大石久和
  • 時が場所をつくる条件(2)/松原隆一郎
  • 農業とナショナリズム/三橋貴明
  • 防災と確率 思想としての防災/加藤尚武
  • 国家の安全保障と強靭化の戦略――求められる変化への対応/志方俊之
  • 転ばぬ先の杖/村上陽一郎
  • 「天災」という思想/富岡幸一郎
  • 防災と実存――新自由主義を超えて/中島岳志
  • 災害対策とリベラリズムの欠陥――時間や場所の感覚を取り戻すことは可能か/施光恒
  • 防災の思想――「防災」とは「活き活きと生き続けること」である/藤井聡
  • 防災しないという思想/佐藤健志

〔特集2〕沖縄で考えるニッポン――歴史・アメリカ・未来

  • 沖縄で考える保守思想――沖縄シンポジウムを振り返る/藤原昌樹
  • 沖縄で考えるニッポン――沖縄・与那国滞在レポート/編集部
  • 過剰な「政治化」が招いた分断――普天間・辺野古問題の四半世紀/宮城大蔵
  • 普天間・辺野古問題と安倍政権――沖縄が問う日本の民主主義/前泊博盛
  • 対米従属文学論(沖縄特別篇)第4回「宿命」の島で考える文学/編集部

〔連載〕

  • リアリスト外交の賢人たち――タレーランとウィーン会議/伊藤貫
  • 保守とネオリベラルの分かれ目/柴山桂太
  • 歴史家の営為としての二つの「暮らし方」/佐藤一進
  • 小林秀雄と「批評」の誕生①/浜崎洋介
  • 人間の「グループ化本能」との向き合い方/川端祐一郎
  • 北海道の虛像と実像3――疎外された「郷土愛」/古川雄嗣
  • 「中立公平な報道」はナンセンスか/松林薫
  • 流域共同体の水防と発展の原点――武田信玄/竹村公太郎
  • 植物がとりもつ平等な関係──園芸文化と日本人4/施光恒
  • 緊縮財政こそ財政赤字拡大の元凶である/島倉原
  • 安倍内閣の今後の課題/佐藤健志
  • ナポレオン帝政――流血と倦怠、単細胞の鬱屈者/平坂純一
  • セントラル・パークの回転木馬にて――J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』/鈴木ふさ子
  • 危機と対峙する放送室――週刊ラジオ表現者(平成三〇年八~十月)
  • メディア出演瓦版
  • 編集長クライテリア日記/藤井聡
  • 不確実性の時代には「生き方の戦略」を古典から学べ/野中郁次郎

〔寄稿〕

  • 日本に軍隊は存在し得るか/磯邊精僊
  • 「自然保護」を巡る保守的考察(2)――今、求められる「生態系純潔主義」からの転換/辻和希
  • 土木差別の民俗学3――呪術編/中尾聡史

〔書評〕

  • 宮本常一著『宮本常一著作集第2巻 日本の中央と地方』/中尾聡史
  • J・アーリ著『オフショア化する世界――人・モノ・金が逃げ込む「闇の空間」とは何か?』/宮本崇司
  • S・レビツキー & D・ジブラット著『民主主義の死に方――二極化する政治が招く独裁への道』/折田唯
  • 田中英道著『日本人を肯定する――近代保守の死』/佐藤慶治
  • B・ハリントン著『ウェルス・マネジャー:富裕層の金庫番――世界トップ1%の資産防衛』/水川尭

〔その他〕

  • 「移民法案」可決で、ルビコン川を渡った日本(鳥兜)
  • 一分の理もない水道民営化(鳥兜)
  • 会社はCEOの私物ではない(保守放談)
  • 「移民政策」という蛮行――誰がその「ウソ」をついたのか(保守放談)
  • 「万博と五輪」による目先の成長がもたらす、深刻な経済被害(保守放談)
  • 自己責任論をめぐる正義と道徳の仕分け(保守放談)

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