表現者クライテリオン 2019年3月号(2月16日発売)
2019.02.12

改題第5号(通巻83号) 2019年2月16日発売
- 特集
平成デフレーション――いま終わる、昨日までの閉塞時代
(第2特集:移民政策で日本はさらに衰退する)
- 目次
〔特集1〕平成デフレーション――いま終わる、昨日までの閉塞時代
- 暴走するリベラリズム、破壊された平成日本――本物のナショナリズムを復権する新時代の闘争へ/小林よしのり・藤井聡(対談)
- 平成文化論――「言葉の耐えられない軽さ」を見つめて/與那覇潤・浜崎洋介(対談)
- 改革狂の時代――平成を振りかえる/佐伯啓思
- 思想のデフレーションの時代としての「平成」/仲正昌樹
- オタクとサブカルの三十年史/中森明夫
- 取り返しがつかなくなってから騒ぐ人たち/適菜収
- ナショナリズム不在の平成/黒宮一太
- 平成とボヘミアン・ラプソディ/佐藤健志
- 我が育て親、平成の相貌/礒邊精僊
〔特集2〕移民政策で日本はさらに衰退する
- 移民政策で日本はさらに衰退する/施光恒・黒宮一太・柴山桂太・川端祐一郎(座談会)
- No nation, No border――暴走するドイツ移民政策とメルケル首相の功罪/川口マーン惠美
- 改正入管法に係る政策的課題と施行に向けて政府がなすべきこと――「亡国の移民政策」にしないための処方箋/室伏謙一
〔連載〕
- 思想としての防災(2)/大石久和
- 時が場所をつくる条件(3)/松原隆一郎
- 日米通商協定交渉(FTA交渉)が破壊しようとするもの――農業にとどまらない国民生活上の重大問題/磯田宏
- 対米従属文学論:戦後的ニヒリズムへの「監禁」――大江健三郎「後退的青年研究所」「セヴンティーン」について/編集部(座談会)
- 高橋源一郎『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史・戦後文学篇』から/富岡幸一郎
- ビスマルクの武断主義と避戦外交 Part1/伊藤貫
- 官僚制化する世界/柴山桂太
- 大衆化を加速する、地方へのインフラ投資不足/藤井聡
- 小林秀雄と「批評」の誕生②/浜崎洋介
- 軽んじられる「孤独」の価値――グループ討議は創造性を高めない/川端祐一郎
- 実践史学批判/佐藤一進
- 北海道開拓という「人道に対する罪」/古川雄嗣
- 危機の時代、記者は暗号で語る/松林 薫
- 平清盛を継いだ頼朝――なぜ、頼朝は辺境の地・鎌倉に?/竹村公太郎
- 「人手不足」を解消したければ、積極財政でデフレを脱却せよ/島倉 原
- 2019年は『大英雄』の時代だ!/佐藤健志
- 王政復古、七月王政、二月革命――フランス正史の暗渠/平坂純一
- 何処でもない街――ポール・オースター「ニューヨーク三部作」(上)/鈴木ふさ子
〔書評〕- ダグラス・マレー著『西洋の自死――移民・アイデンティティ・イスラム』/折田唯
- ジル・ドゥルーズ著『基礎づけるとは何か』/篠崎奏平
〔投稿等〕
- 平成30年度「表現者賞」発表――受賞作品:磯邉精僊「日本に軍隊は存在し得るか」
- 読者からの手紙