表現者クライテリオン 2020年1月号(12月16日発売)
2019.12.10

改題第10号(通巻88号) 2019年12月16日発売
- 特集
引き籠もるアメリカ、すがり付く日本
安倍外交“真”総括
- 座談会
臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される
- 伊藤貫(国際政治・金融アナリスト)
- 藤井聡(表現者クライテリオン編集長、京都大学大学院教授)
- 目次
【特集】
- 臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)/伊藤貫・藤井聡
- 東アジアの「戦争」は始まっている/柴山桂太
- 戦後的な、あまりに戦後的な―「陰気な愉しみ」の腐臭/浜崎洋介
- 同盟のジレンマの中で―自律性の回復を国民に強く訴えよ/上島嘉郎
- トランプ現象は終わらない/会田弘継
- 不義の子として生きて/磯邉精僊
- 農業ビジネスという世界戦争(その2)/堤 未果
- 日本に対米外交など期待するな/佐藤健志
【連載】
- 歴史理解の危機/大石久和
- 電柱倒壊と無電柱化推進法/松原隆一郎
- 対米従属文学論(最終回)「ポスト・モダン」の頽落を超えて:高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』、島田雅彦『優しいサヨクのための喜遊曲』/本誌編集部
- フランス保守はマクロン政権、EUにどう向き合うのか/ブルーノ=メグレ・元共和国運動党首(インタビュー)
- デフレ脱却の意図の「不在」をあからさまにした消費増税/藤井 聡(新連載「アベノミクスの失敗」)
- 埴谷雄高『死霊』の衝撃力(1)/富岡幸一郎
- 都市の命の水/竹村公太郎
- ビスマルクの武断主義と避戦外交(4)/伊藤貫
- 言語に注目する理由―言葉から考える(1)/施 光恒
- 「耳栓保守」の負け惜しみ/佐藤健志
- 祖国の声を聴け―スポーツに「地元有利」をもたらすもの/川端祐一郎
- 母語環境の豊かさと善き生の構想の探求―コスモポリタニズム批判(一)/白川俊介
- マスコミは「良い子」でいいのか/松林薫
- メディア出演瓦版/平坂純一
- 編集長クライテリア日記/藤井聡
- 村上春樹を通して考える 「物語の力」とクライテリオンのない日本/仁平千香子
- 保守主義者ガダマー/酒井佑陶
- ジョルジョ・アガンベン 著『オプス・デイ 任務の考古学』/篠崎奏平
- セーレン・キルケゴール 著『新訳 不安の概念』/岡﨑祐貴
- ダンビサ・モヨ 著『いまこそ経済成長を取り戻せ 崩壊の瀬戸際で経済学に何ができるか』/田中孝太郎
- リアルポリティクス/小沢一郎・宮崎哲弥・藤井 聡(連載座談会「思想の転換点――平成から令和へ」)
【その他】
- (鳥兜)「失われた世代」を二度と作ってはならない
- (鳥兜)暴走する緊縮、瓦解する日本
- (保守放談)ネオリベ化した世界と「ジョーカー」
- (保守放談)地球環境問題の論じ方