コロナ不況が始まって一年、諸外国に比して圧倒的に不条理なコロナ対策とコロナ「不況」対策を展開し、諸外国と日本との間の格差拡大はますます加速し、日本の凋落はより決定的なものとなって参りました。
こうした時代ほど、「危機と対峙する保守思想」、ならびに、その危機の中で如何に振る舞うかの指針=「クライテリオン」が求められています。
「表現者クライテリオン」は、言論の場となる雑誌出版を機軸としながら、様々な思想・言論活動として展開することを企図した運動体です。
そうした趣旨にて編集部はこれまで、本誌発刊のみならず、メルマガ配信やラジオ番組放映(KBS京都・週刊クライテリオン)ならびに地上波TV放送(東京MXテレビ・東京ホンマもん教室)の支援等を展開すると同時に、本誌編集部・執筆陣がじっくりと各人の思想・言論を講述する
「表現者塾」
を、開講いたしてまいりました。
おかげさまで、令和二年の第二期も、コロナ禍の下でもリモートも併用しつつ様々な自由闊達な議論が展開され、塾生発案のシンポジウムを松本で開催する異なるなど盛況のうちに終了いたしましたが、本年4月も「第三期・表現者塾」を開講いたします。
本塾は、政治・経済・文化・社会のあらゆるテーマをめぐって、編集部・執筆陣が塾生とともに「危機と対峙する保守思想」を多面的に論ずるものです。
当方個人も西部邁先生が塾長をされていた時代の「表現者塾」出身者でもあります。当方の今日の言論活動を含めた各種の実践活動のための思想的地盤の形成に、西部塾長の「表現者塾」の塾生としての十年以上の時間が決定的に重要な意味を持ったものであったことは論を待ちません。
我々の世代になりましても、この新しい令和の時代と世界状況の中で、何者にもおもねらず、今の日本が、世界が、そして、一人一人の我々現代人が進むべき道を指し示す「クライテリオン=基準」を共に模索する場として、本塾を継続して参る所存です。
学生から引退されている方々まで含めて、あらゆる種類の方々の参加をお待ちしています。
是非ともご参加いただきたく存じます。
動画会員を希望される方は申し込み期限が2021年3月31日までとなっておりますので、お早めに。
詳しくは下記リンク先よりご参照ください。
https://the-criterion.jp/seminar/
なお、本年度は、柴山氏・浜崎氏・川端氏の各編集委員や、これまでご講話いただて参りました冨岡幸一郎氏、伊藤貫氏、施光恒氏、辻田真佐憲氏、堀茂樹氏に加えて、与那覇潤氏や松林薫氏等の新しい講師陣を迎え、より内容を充実してご提供さし上げる予定です。スケジュールはこちらをご参照下さい。
https://the-criterion.jp/seminar/schedule/
ご希望の方は是非、下記よりご参加いただき、本誌執筆陣も交えて大いに議論を深められれば大変有り難きものと認識してございます。
https://the-criterion.jp/seminar/
皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。
何卒、よろしくお願い致します。
表現者クライテリオン編集長 藤井聡
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