思想・言論誌表現者クライテリオン

西部邁氏が創刊した『発言者』『表現者』の後継誌として、藤井聡・柴山桂太・浜崎洋介・川端祐一郎の編集体制で2018年2月より隔月刊で発行。
右翼とも反左翼とも異なる「真正保守」の立場で、人間と社会に関わるあらゆる問題を論じます。

改題第6号(通巻84号) 2019年4月16日発売

特集

「令和」への建白書

新時代を切り拓く国家戦略の提言

座談会

「令和八策」建白のクライテリオン

「実践・漸進・発展・有機体・長期展望」という五つの柱

  • 藤井聡京都大学大学院教授
  • 柴山桂太京都大学大学院准教授
  • 浜崎洋介文芸批評家
  • 川端祐一郎京都大学大学院助教
目次

【建白書】

  • クライテリオン建白書「令和八策」
    策一、「国民・国際主義」の復権

    策二、「反緊縮」の確立
    策三、「保護・連帯」の強化
    策四、「分産・協調」社会の構築
    策五、「統治性」の確立
    策六、「自律・独立」の確保
    策七、「勢力均衡」の探求
    第八、「文化伝統」の再確認
  • 〔皇室論〕皇統を守るために——現行憲法と皇室典範の改正を急げ/富岡幸一郎
  • 〔移民政策〕日本を「外国人材」による多文化「モザイク構造」国家にしてはならない——それを未然に防止するための政策的対応を考える/室伏謙一
  • 〔日本国憲法論〕私たちの安易さの根源にあるもの——「無責任の体系」としての日本国憲法/浜崎洋介
  • 〔経済財政政策〕日本再生のために、財務省の「設置法」を改定せよ/藤井聡
  • 〔通商・産業政策〕日本型経済制度の保護・育成を/柴山桂太
  • 〔農業政策〕食料を自給してこそ独立国家なり/鈴木宣弘
  • 〔社会保障政策〕国民の紐帯の基盤としての社会保障政策——高齢者と若者の分断を超えて/村上正泰
  • 〔環境政策〕生物資源国としての環境政策/辻和希
  • 〔国土政策〕新しい御代における国土政策の思想/大石久和
  • 〔都市地域政策〕地方都市はいかに再生すべきか/松原隆一郎
  • 〔中小企業政策〕新時代の「中小企業支援のあり方」——伝統産業・地場産業の支援によって地元経済の活性化を/小野善生
  • 〔北海道政策〕北海道にリニア新幹線を——今度こそ、北海道を見棄てるな/古川雄嗣
  • 〔東京一極集中緩和策〕新時代にふさわしい「定住型社会」の構想を/川端祐一郎
  • 〔統治機構論〕統治機構改革を論ずるなら、占領政策を総括すべし/西田昌司
  • 〔ジャーナリズム論〕新聞はゲーム会社を買収せよ——「ジャーナリズム精神」が衰退の元凶だ/松林薫
  • 〔沖縄政策〕新たな御代における「沖縄のあるべき姿」——沖縄の基地問題/藤原昌樹
  • 〔国防論〕きけ さきもりのこえ/礒邉精僊
  • 〔エネルギー政策〕エネルギー自立国家に向けて/竹村公太郎
  • 〔外交政策〕囚人国家の「護憲ごっこ」「親米ごっこ」「国粋ごっこ」/伊藤貫
  • 〔日本文化論〕日本文化の発展のために——「クールジャパン」政策の批判的検討を通じて/施光恒
  • 〔一言一会〕手違いで繁栄した戦後日本/佐藤健志


【連載】

  • 対米従属文学論――戦後ニヒリズムの臨界値(批評作品:開高健『輝ける闇』・村上龍『限りなく透明に近いブルー』)/編集部
  • クライテリオンの新左翼化(だからこの世は宇宙のジョーク)/佐藤健志
  • 過去は現在を持ちうるか(実践としての歴史叙述)/佐藤一進
  • 毎月勤労統計調査問題に見る、危機の深刻化(〈世界〉を変える一枚のグラフ)/島倉原
  • 二月革命以降 空飛ぶ大統領(〔保守のフランス史〕)/平坂純一
  • メディア出演瓦版/平坂純一
  • 編集長クライテリア日記/藤井聡
  • 経営者よ、戦略として大胆な「夢」を語れ(危機と対峙する人間思考)/野中郁次郎

【寄稿】 

  • 土木差別の民俗学5——鬼伝説編/中尾聡史
  • 領地を持たない貴族/谷川岳士

【書評】

  • 大山礼子著『政治を再建する、いくつかの方法——政治制度から考える』/折田唯 
  • アーサー・C・ダントー著『アートとは何か——芸術の存在論と目的論』/宮本崇司
  • スラヴォイ・ジジェク著『絶望する勇気——グローバル資本主義・原理主義・ポピュリズム』/篠崎奏平

【その他】

  • [鳥兜]「解決」志向が外交にもたらす悪夢/もっと未来への投資を
  • [保守放談]アメリカニズムの後で/ネットカフェ難民とエートスの喪失
  • 読者からの手紙(投稿)

特定商取引法に基づく表記