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【城内 実×中村裕之/聞き手・藤井 聡】積極財政の政治を実現せよ①

啓文社(編集用)

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皆さん、こんにちは。
『表現者クライテリオン』編集部です。

 

本日より4回に分け、『表現者クライテリオン』最新号より、「積極財政の政治を実現せよ 自民党衆議院議員 城内 実・中村裕之両氏に聞く」をメールマガジンにて特別公開いたします!

この機会にぜひ、お読みください。

 

積極財政の政治を実現せよ

自民党衆議院議員 城内 実・中村裕之両氏に聞く

 

一政府機関の財務省が予算の上限を決めるという異常な政治を止め、いかに”財政民主主義”を取り戻すか――。
真に国を思う積極財政派議員が熱く語る!

 

城内 実×中村裕之/聞き手・藤井 聡

 

「積極財政議連」の立ち上げ

藤井▼本日は、自由民主党衆議院議員の城内実先生と中村裕之先生にお話をお伺いします。両先生は自民党内にある「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の顧問と共同代表をされています。まずはこの議員連盟についてご紹介いただけますか。

 

中村▼この議員連盟は昨年(二〇二二年)の二月に発足し、その時点で衆参の議員歴十年未満の議員にお声がけしました。今は九四名に加盟していただいております。

 

 「責任ある」というのは、安定的に二%の成長を達成していけば経済状況に合わせて財政政策を縮小・均衡していくという意味で、決してのべつ幕なしに金を出す無責任なものではないということです。

我が国は一九九七年をピークに経済成長が止まっており、世界一九七か国の中で最低の成長率ですが、これは財政政策を誤ってきたからだというのが私たちの共通認識です。経済が成長し給料が上がる社会に転換する必要があると思っており、有識者の先生方にもお越しいただいて一生懸命勉強しているところです。

これまで十五回勉強会を行いましたが、安倍晋三先生も二回講師を引き受けてくれまして、アベノミクスのさらなる発展が必要だという認識を私たちと共有しました。

 

城内▼私は勤続十年以上ですから議連会員要件の対象外なのですが、顧問という形であまり表に出ずに、安倍元総理を含む様々な方に講師として来ていただくようにお手伝いするなど、黒子として色々取り組んできました。

 

 一昨年、中村共同代表をはじめ六、七人で勉強会を行っていたのですが、これから積極財政派を党内の主流派にしていくためには、よく分かっていない中間派の方々にも勉強してもらわなければならないと思い、派閥を超えて少しずつ声をかけていきました。

私はどちらかというと、YouTube に出てパフォーマンスをやるより、見えないところでシナリオを書いて、声をかけて結果を出していくタイプなので、中村共同代表を前面に押し立てながら、色々な方と連携して今日まで至ります。

 

 かつては私も「国の借金は大変だ」と信じていましたが、正しい財政について学んでいく中で、報道の通説や政府の説明が実は正しくないということに気付きました。共通しているのは、勉強した国会議員は、すればするほど積極財政が正しいと思うようになります。

逆に、「勉強すればするほどやっぱり緊縮財政の方が正しい」という方は、私の知る限り一人もいないですよね。

 

中村▼そうですそうです、ホントに一人もいませんね(笑)。

 

藤井▼私は今、積極財政議連の政治家の方々を全面的に応援しています。なぜなら日本は本来独立しなければならず、そのためには国力が必要だからです。

ところが、消費税増税をはじめとする緊縮財政をこの四半世紀続けてきたために、経済成長ができていない。その帰結として国力が衰退し、従属的な国家に落ちぶれていってしまっている。日本の繁栄を考える上では、このデフレのタイミングではどう考えても積極財政をやらなくてはなりません。

 

 したがって、自民党の心ある先生方は全員が積極財政派になって然るべきですが、積極財政派の方が少ない時代が長く続きました。

これが日本が滅びつつある根本的な原因である、というのが私の認識であり、今日の大不況状況下において、積極財政議連の皆様を徹底的に応援する理由です。こうした現状認識については、積極財政議連の先生方も同じ認識をお持ちなのではないかと思います。

 

城内▼その通りです。マスメディアの中には、財務省の御用新聞みたいなものもあるわけですが、今は相当流れが変わってきていると思います。今はYouTube も、それこそこの雑誌『表現者クライテリオン』もある。そういう「マス」のメディアに代替するような情報発信があるので、気付いた人たちが大勢いるんです。

 

藤井▼そうですね。城内先生は議員歴十年以上ですが、十年前の自民党の中の積極財政・緊縮財政に関する空気感と、今日の空気感は違うものだと感じられますか。

城内▼相当変わりましたね。どちらかというとよく分かっていない中間派の人たちに丁寧に声をかけていくと変わります。ゴリゴリの緊縮派の方はやはり、自分たちが信じてきたものに対するプライドもありますから、意見を変えるようなことはあまりなさそうです。

 

中村▼城内先生が外務委員長だった時には、委員長室で毎週昼に作戦会議を開いていましたね。安倍元総理も三回来てくれて、一緒に議論していました。

安倍元総理がおっしゃっていたのは、「自民党の国会議員は皆ミクロだ。確保された予算の中から、我が選挙区の橋を作るとか農業基盤整備をやるとか、そういうことばかりやっていて、マクロ経済を全然勉強していない」ということでした。

そういう勉強を私たちが今、率先して始めているところです。

 

藤井▼高橋洋一さんも、「安倍さんはマクロ経済学をよく学ばれていた。あそこまでマクロ経済を深く分かっている国会議員は他にいない」とお墨付きを与えていましたね。

ただ今やもう、積極財政議連の先生方は安倍さんと同様、というか、むしろさらに深く理解されている方も増えてきたのではないかと思います。

 

中村▼安倍さんは本当に大きい存在でしたから、それだけに遺志をしっかりと継いでいかなければならないと思っています。安倍さんがやり残したことは憲法改正と自国防衛力の強化、そして積極財政による経済成長の三つです。その一端を私たちは担っていると思っています。

成長こそが国力を担保するという富国強兵であるべきであって、「貧国」になると「強兵」はできないですよね。

 

 ですから、今の防衛力強化の議論においても、財源は国債で賄うという議論が絶対に必要です。まして歳出改革をやることになると、従来からやっている様々な事業に支障を来して、日本経済の成長にも影響を及ぼすことが考えられますので、そういう誤りを正す議論を、これから党内でも仕掛けていきたいと思っています。

 

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