表現者クライテリオン 2019年9月号(8月16日発売)
2019.08.09

改題第8号(通巻86号) 2019年8月16日発売
- 特集
特集1 MMTと日本――現代貨幣理論の真実
特集2 「第二次世界大戦」とは何だったのか
- 座談会
財務省から財政主権を取り戻せ!
MMT政治座談会
- 竹内譲(衆議院議員)
- 西田昌司(参議院議員)
- 藤井聡(京都大学大学院教授・表現者クライテリオン編集長)
- 目次
特集1 MMTと日本――現代貨幣理論の真実
執筆者:竹内譲&西田昌司&藤井聡(座談会)、柴山桂太、青木泰樹、島倉原、鈴木正徳、ビル・ミッチェル、内藤敦之、岡本英男、池戸万作、田中孝太郎、佐藤健志
特集2 「第二次世界大戦」とは何だったのか
執筆者:長谷川三千子、野中郁次郎、柴山桂太、磯邉精僊、佐藤健志、富岡幸一郎、施光恒&編集部(座談会)その他
新連載:思想の転換点――平成から令和へ/宮崎哲弥・松尾匡・中島岳志・藤井聡(座談会)
協同組合が生きる時代へ/中野剛志(連載 農は国の本なり) ほか
【特集1】MMTと日本――現代貨幣理論の真実
- 財務省から財政主権を取り戻せ!(MMT政治座談会)/竹内譲・西田昌司・藤井聡【コチラで一部お読み頂けます】
- 国家が貨幣をつくる/柴山桂太
- MMTと主流派経済学者の危機/青木泰樹
- 「日本はMMTの実証例」のもう一つの意味/島倉原
- 固定観念を払拭し、「本来あるべき政府の財政」を取り戻せ――翻訳者が読み解く『MMT 現代貨幣理論入門』/鈴木正徳
- 日本の財務大臣、MMTに被害妄想を抱く/ビル・ミッチェル(中筋浩平訳)
- 内生的貨幣供給論とは何か――現代の貨幣経済を読み解く/内藤敦之
- 現代貨幣理論(MMT)の思想的源流/岡本英男
- MMTとは「ロマン派経済学」である――ステファニー・ケルトン教授来日公演レポート/池戸万作
- 貨幣観が変われば、歴史観も変わる――中野剛志『富国と強兵 地政経済学序説』を読む/田中孝太郎
- 米上院のMMT非難決議案/佐藤健志(だからこの世は宇宙のジョーク)
【特集2】「第二次世界大戦」とは何だったのか - 百年の欺瞞を暴け/長谷川三千子
- 日本に戦略ありや?――作戦と戦略を取り違えてはいけない/野中郁次郎
- 繰り返される悲劇/柴山桂太
- 大衆の戦争としての二次大戦/磯邉精僊
- 失われた政府への信用/佐藤健志(一言一会)
- 戦後の言論空間――令和になっても「戦後」は終わらない/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)
- 「特攻文学」をめぐって――吉田満『戦艦大和ノ最期』・島尾敏雄『出発は遂に訪れず』/施光恒&編集部(対米従属文学論 鹿児島特別編)
【新連載】 - 思想の転換点――平成から令和へ:第1回(前半)ポストモダン/新自由主義から、暗黒啓蒙へ/宮崎哲弥・松尾匡・中島岳志・藤井聡
【連載】- 協同組合が生きる時代へ/中野剛志(農は国の本なり)
- 国土学が解き明かすヨーロッパ人・中国人・日本人の謎/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
- 城下町の町づくり――「拡張開発型」から「整備再生型」へ/松原隆一郎(時がつくる場所)
- 政治体制としての「デモクラシー」の存続のために――「ポピュリズム」について考える(2)/白川俊介(ナショナリズム再考)
- 家康が関東で発見した宝――大油田と大穀倉地帯/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
- 朝顔との親しさ/施 光恒(やわらか日本文化論――園芸文化と日本人)
- ゴシップの力――「噂話」が心と社会を作り上げた/川端祐一郎(思想と科学の間で)
- テレビが「新聞」になる日/松林 薫(逆張りのメディア論)
- 終わらざるマキァヴェリアン・モーメント/佐藤一進(実践としての歴史叙述)
- フランスの自死/平坂純一(保守のフランス史)
- 天上の影が映る街――ニューヨークと私/鈴木ふさ子(時の旅へのエッセイ ある街角から)
- 「ふるさと」をめぐる批評/浜崎洋介(近代/日本を繋ぐもの)
- メディア出演瓦版/平坂純一
- 編集長クライテリア日記(令和元年6月~7月)/藤井聡
【書評】 - 平山周吉著『江藤淳は甦える』/岡﨑祐貴
- 岸田秀著『唯幻論始末記――わたしはなぜ唯幻論を唱えたのか』/篠崎奏平
- 河西秀哉著『平成の天皇と戦後日本』/佐藤慶治
【その他】 - 地獄への扉を開く安倍内閣、それを看過する国民(鳥兜)
- 日韓は「冷静な喧嘩」をやるべし(鳥兜)
- 勝者なき参院選(保守放談)
- 「吉本興業芸人・反社騒動」に見る日本の品性下劣ぶり(保守放談)
- 消費税の「一時的減税」を認めよ(保守放談)
- 読者からの手紙(投稿)【こちらでもお読み頂けます】