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二〇二二年度表現者塾・後期塾生募集のお知らせ

啓文社(編集用)

こんにちは、『表現者クライテリオン』編集委員の浜崎洋介です。
この度は、「表現者塾・後期会員募集」のお知らせのため、メルマガの筆を執りました。

2019年から始まった表現者塾ですが、今年で4年目。司会を務めさせてもらっている私自身、年を追うごとにリラックスした議論が——ということは、本質的な議論が——できるようになってきたという手応えがあります。それもあってか、3年目から4年目にかけては、塾生のなかからも自主的な企画が持ち上がって来るようになってきました。

今年だけで言っても、すでに、

①「危機の時代に小林秀雄を読む―日本近代150年目の批評」(1月8日)
② 信州支部学習会「小林秀雄の批評と保守思想」2月19日)
③「首都東京で考える『「愛国」としての「反日」』」(5月21日)
④「文学とナショナリズムから考える危機の時代」(7月2日)

などの講演会・学習会・シンポジウムなどを塾生の手で企画し、それらを成功させてきましたが、これからの予定としても、

⑤「表現者塾信州学習会・グローバル化時代の戦争と日本の選択」(8月20日開催予定/講師・柴山桂太氏/聞き手・浜崎洋介
【柴山桂太】動乱の年の只中で――信州学習会「グローバル化時代の戦争と日本の選択」第1部イントロダクション
【浜崎洋介】第3回表現者塾信州学習会開催によせて

⑥ 大分シンポジウム(11月に開催予定——詳細は後日)

などが企画されています。

これらの企画は全て、塾生が主体的に立ち上げたものですが——大袈裟に言えば、塾生に対する信頼によって、編集委員は、その掌に乗っているだけです(笑)——、私自身は、それが可能になったのも毎月「対面」での塾が基礎にあるからだと考えています。
もちろん、地方在住の方は「リモート」での参加もできますし、今や、それも大事な選択肢として活用すべきだと考えていますが、それもやはり、「会おうと思えばいつでも会える」という〈条件=場〉が担保されていて初めて意味がでてくるものではないかと考えています。
というのも、「リモート」だけだと、やはり他者に踏み込む際の一歩の強度が変わってきてしまうのです。大学の授業もそうですが、画面の向こう側にいる会ったことのない人に向かっては、やはり警戒してしまうというのが人の人情でしょう。が、わざわざ会場まで足を運んでくれて、かつ、今、目の前にいる人(学生)に対してなら「踏み込んだとしても責任はとれる」という感覚が湧いてくるのです。「責任がとれる」というのは、要するに、〈相手が胸襟を開いてくれている以上、こちら側も胸襟を開くべきであり、そのことによって生まれてくる喜びも、悲しみも、自分の事として引き受けることができる〉ということです。
しかし、考えてみれば、それ以外に「人間関係」などあるのでしょうか?
目の前の関係を「自分の事として引き受けることができる」からこそ、そこで醸成された関係の〈手応え=力能〉を維持しようと努力するのであり、そのためにこそ誠実に言葉を選ぶのであり、それに対する他者の批判(罵倒ではありません)にも素直に耳を傾けることができるのです。そして、その内発的に育てられた倫理だけが、また新たな他者との関係を作り出していくことを可能にするのです。それ以外の関係など、所詮は外枠の「意匠」——組織権力・イデオロギー・単なる損得勘定——に頼った結びつきでしかありません。
社会心理学者のエーリッヒ・フロムは、人間の「配慮、責任、尊重、知」が由って来る場所に「愛」を見出し、それを「与えること」として定義し直して次のように書いていました。

「しかし、与えるという行為の最も重要な部分は、物質的な世界にではなく、ひときわ人間的な領域にある。では、ここでは人は他人に、物質ではなく何を与えるのか。それは自分自身、自分のいちばん大切なもの、自分自身の生命〔生き生きした持続感〕だ。これは別に、他人のために自分の生命を犠牲にするという意味ではない。そうではなく、自分のなかに息づいているものを与えるということである。自分の喜び、興味、知識、ユーモア、悲しみなど、自分のなかに息づいているもののすべてを与えるのだ。〔中略〕
  教師は生徒に教えられ、俳優は観客から刺激され、精神分析医は患者によって癒される。ただしそれは、たがいに相手を単なる対象として扱うのではなく、純粋かつ生産的にかかわりあったときにしか起きない。」『愛するということ』鈴木晶訳

「与えるという行為」は、決して、上から下への一方的な行為ではありません。共同性を作るという行為は、いつも相互的であり、それゆえに人間的かつ生命的な行為なのです。

長々と書いてしまいましたが、そのような「行為」を持続的に整えていく「場」、それが表現者塾だと考えてい頂ければ幸いです。後期も、様々な講師の先生をお呼びしていますが、司会者の私を含めて、様々なことを皆さんと相互的に学んでいければと考えています。
以下は、表現者塾の入会手続きに関する詳細です。参考にして頂ければ幸いです。

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後期表現者塾 概要

・後期講師紹介

10/8(土)
「コロナ禍における日本医療の不都合な真実(予定)」 講師:森田洋之(予定)
11/12(土)
「ベルグソニズムと保守思想――持続の力について」 講師:浜崎洋介
12/10(土)
「我々は自衛隊と試衛館に何を期待し得るか」 講師:小幡敏
1/14(土)
「テーマ未定」 講師:富岡幸一郎
2/11(土)
「言葉と経営:経営技術のグローバル競争時代を生き抜くために」 講師:岩尾俊兵
3/11(土)
「グローバル経済のゆくえ」 講師:柴山桂太

・入会費について

後期会費:
2022年後期塾生:38,000円(学生:19,000円)
2022年動画会員:33,000円(学生:11,000円)
※後期塾生の方も本年度の動画アーカイブの視聴は可能です。

・会場、時間

会場:東京・新宿近辺(予定)
※入塾申込の人数に応じて会場を選定し、追ってご案内致します。
日時:毎月第2土曜日 18:30~20:30

「後期表現者塾」詳細・お申込みは下記URLよりお願いいたします↓↓↓
2022年度「後期表現者塾」入塾のご案内(https://the-criterion.jp/seminar/)

 

 

 

 

『表現者クライテリオン』2022年9月号 『岸田文雄は、安倍晋三の思いを引き継げるのか?』
https://the-criterion.jp/backnumber/104_202209/

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