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【保守放談】“良心的"ジャーナリストの幼稚な綺麗事

啓文社(編集用)

皆さん、こんにちは。
表現者クライテリオン編集部です。

今回は『表現者クライテリオン』2022年7月号から、「保守放談」を公開します。

表現者クライテリオン』に毎号掲載されている「保守放談」。今回は戦後日本人の幼児性について言及した内容となっています。

隙間の時間にぜひご一読ください。

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“良心的"ジャーナリストの幼稚な綺麗事

  三月下旬、「欧州最後の独裁者」と悪名高いベラルーシのルカシェンコ大統領に日本のテレビ局が一時間のインタビューを行った様子を、動画サイトでみることができる。

ロシアの核を自国内に配備するための法改正を進め、国連の対ロ非難決議に反対してもいる同国の姿勢を、日本の良心的ジャーナリストが世界の平和愛好勢力を代表して咎めるという図式で企画されたようなのだが、むしろ戦後日本人の幼児性が露呈するばかりでお笑い種にもならない。

「広島・長崎の経験があるからこそ我々は核拡散を懸念しているんです」との凡庸な訴えは、「広島・長崎のことならアメリカに文句を言って下さい」と一蹴された。「報道の自由が何よりも大事だ」との説教には、「日本のように長い歴史と伝統的な規範をもつ社会と違い、建国三十年のわが国では自由をいうだけでは上手くいかないのです」と尤もな反論があった。

負け惜しみの溜め息をついてみせるのが精一杯のジャーナリスト氏には、せめてその居丈高な態度を改めて貰いたい。

(『表現者クライテリオン』2022年7月号より)

 

 

『表現者クライテリオン』2022年7月号 『「ウクライナ」からの教訓』
https://the-criterion.jp/backnumber/103_202207/

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