【保守放談】アメリカが「普通の国」になる日

啓文社(編集用)

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 アメリカ人の価値観調査の結果が話題だ。ウォールストリート
ジャーナル紙によると、愛国心が非常に重要だと答えた割合は、
一九九八年には七〇%もいたが、今年は三八%に減少。宗教が非常に大
事だと答えた人の割合も、六二%から三九%にまで減った。家族や地
域社会への信頼感も落ちており、反対に、「お金が大事」と答える人の
割合が増えたという。
 アメリカは資本主義のメッカであるが、一方で、家族や地域社会の
結束が強く、宗教に熱心で、愛国心も強いとされてきた。ところが現
在は、調査した機関も驚くほど、価値観が様変わりしてしまった。特
に若者世代は、愛国心や宗教心が薄く、お金への信頼が高い要する
に、ごく普通の資本主義国になってきたのである。この先、アメリカと
いう国家から、自由民主主義を世界に広めようとするピューリタン的
な情熱は消え去っていくのかもしれない。米中対立は「新たな冷戦」で
はなく、剝き出しの資本主義的利害の対立となるのだろう。

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