早いもので、4月に始まった令和二年度も半年が過ぎました。
年度が始まった頃は丁度世間がコロナでパニックになり始めていた頃。小池知事が連日でてきて、学者に何か言わせながら「オーバーシュート」だとか「重大局面」だとか言いつつ、コロナ恐怖を煽りに煽りまくっていた時期です。
あれから8割自粛だとかステイホームだとか言う緊急事態という「異常事態」を迎えたわけですが、このシルバーウィークは、政府もGOTOトラベルだと打ち出し、人々もそれに乗っかり、全国の観光地はエライ混雑となりました。
まさに隔世の感。
しかも、今や安倍政権から菅政権に変わり、さらなる日本破壊が新たに加速しつつある気配が濃密になっているわけで、ますます、世間の空気やコロナや大不況に思考力を奪われてしまわないように、一つ一つの考え方を丁寧に整理し続けていくことが必要になってきています。
そんな中、我が表現者クライテリオンの表現者塾も、この度改めて「後期」からの塾生を募集することとなりました。
https://the-criterion.jp/seminar/
表現者塾では、昨年時点から主として東京外の方向けに、ネットを使ったライブ配信をやっていましたから、このコロナ状況下でも、そのシステムと会場参加も併用しつつ、開講して参りました。
後期も同様に続けて参りますので是非、ご参加下さい!
(申し込みはコチラから https://the-criterion.jp/seminar/)
ご参加いただいた方は、以下の形で各種講義やゼミなどにご参加いただけます。
1)これから開催される下半期の塾(講師:浜崎さん、川端さん、堀茂樹先生、藤井など)にご参加いただけます。
https://the-criterion.jp/seminar_schedule/
2)上半期の6回分の講義も、動画をご覧頂けます。
3)「表現者大学」にも無料で「入学」(=コミュニティ参加)頂けます。
表現者大学の詳細はコチラ(https://the-criterion.jp/academy/)ですが、この「表現者大学」では、月一回以上のゼミや表現者座談会の特別動画などもご覧いただけます。
また、大学に「入学」いただくと、大学の半期毎の講義に準じた内容も、(「学生」特別価格にて)受講いただけます。現在、講義としては今「大衆社会論」(講師:藤井)
https://vimeo.com/ondemand/ha01masssociety/419885327?autoplay=1
…を開講していますが、この内容は実際、リモート講義が義務付けられた今年の京都大学大学院の15回分の前期講義で毎回活用したものそのものとなっていますので、水準は大学レベルから決して落ちるものでは有りません。また近日中に「MMT(現代貨幣理論)」(講師:藤井)の講義はじめ、講義内容も充実していく予定です。
・・・以上、表現者塾の入会にあたっての詳細は、下記ページをご覧下さい。
https://the-criterion.jp/seminar/
コロナ禍で日本経済がさらなるダメージを受け、菅政権下でさらなる改革と緊縮が加速し、日本の危機がさらなに深刻化しかねない状況下で、思想・言論界もますます混乱を極める事態に至っています。
こんな状況の中で、それぞれの問題に如何に対峙すべきかの「基準」(クライテリオン)を一つ一つ丁寧に探り出すためにも、日常の暮らしのサイクルの中に是非、我々「表現者」の編集員、執筆陣が提供する様々な議論に、一人でも多くの国民の皆様にご参加いただきたいと願っております。
是非、ご検討下さい。
(https://the-criterion.jp/seminar/)
追申:
表現者クライテリオンの「定期購読」がまだの方は是非、こちらから。
https://the-criterion.jp/subscription/
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コメント
藤井先生へ。東洋経済オンラインの記事『観光を成長戦略にする政策はもうやめるべき訳』をご覧ください。西部先生の弟子4人が集まって論じております。
数ヶ月前に発生した藤井先生と佐藤健志さんの自粛論争によって、西部先生の弟子達の間で、冷戦状態になってしまったのではないかと危惧しておりましたが、4人仲良く論じているのを見て、少し安心しました。
彼らが仲良く論じる事が出来るなら、藤井先生や浜崎先生だって、その輪に入れるはずです。菅内閣で日本を滅ぼすという読みは、恐らく正しいと思います。だからこそ、西部先生から才覚と叡智を鍛えられた弟子達が、一致結束する事が大事なのではないでしょうか。
西部先生の弟子がアッセンブルする事を望みます。