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【保守放談】岸田総理の佇まいが暗示する、途方もなく暗い日本の未来

啓文社(編集用)

啓文社(編集用)

皆さん、こんにちは。
表現者クライテリオン編集部です。

今回は『表現者クライテリオン』2022年7月号から、「保守放談」を公開します。

表現者クライテリオン』に毎号掲載されている「保守放談」。今回はプライマリーバランス規律の問題に短く鋭く切り込みます。

隙間の時間にぜひご一読ください。

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岸田総理の佇まいが暗示する、途方もなく暗い日本の未来

 自民党の財政健全化推進本部(額賀本部長)が、政府が掲げる国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の二〇二五年度の黒字化目標について「財政健全化の『旗』をおろさず、財政健全化目標に取り組む」と明記した提言書を提出した。

この文章は財務官僚が作文したものだが、この提言書によってPB規律の閣議決定が彼等の思惑通り事実上決定した。

この提言を巡っては自民党内の政調会・財政政策検討本部(西田本部長)が賛否両論を検討し、PB規律導入には国家的被害を激増させる懸念ありとの結論を出していたのだがその議論が事実上無視されたのだ。

 

 ただし、岸田氏はもともと総裁選の折に危機時ではPB規律凍結は当然と公言していた。つまり岸田氏は選挙時に虚言を吐いたのだ。

そうでないなら現総理は今の日本は危機でないと言明したのだ。

いずれにしてもこれは、我が国中枢において政治が蒸発してしまった事を意味している。

我が国の未来は途方もなく暗い。

(『表現者クライテリオン』2022年7月号より)

 

 

『表現者クライテリオン』2022年7月号 『「ウクライナ」からの教訓』
https://the-criterion.jp/backnumber/103_202207/

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