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【保守放談】自民は古い緊縮改革路線からの転換は果たせるのか

啓文社(編集用)

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今回は『表現者クライテリオン』最新号から、「保守放談」を公開します。

表現者クライテリオン』では、座談会やインタビュー記事など、読み応えがある特集もありますが、

手軽に読める連載やコラムも毎号掲載しています。

「保守放談」もその内の一つです。電車の中やちょっとしたスキマ時間に読んでみてくださいね。

以下内容です。

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自民は古い緊縮改革路線からの転換は果たせるのか

 この度の自民党総裁選四候補者の内、最終投票結果とは裏腹に、党員調査、世論調査にて常に断トツ一位であったのが河野太郎候補だった。

それは河野氏のTV露出が多かったことと、同じく露出が多い小泉氏や石破氏と共に「改革」を主張しているが故に何か変えてくれそうだとの「ふわっとしたイメージ」があったからに他ならない。

つまりそれは政策の中身でなく単なるイメージ的支持に過ぎぬものだった。

このパターンは今やもう小泉内閣以来の自民伝統芸と言い得るものだが、今回は岸田候補が新自由主義からの転換を訴え、高市氏はデフレ脱却までPB規律凍結を訴え、共に緊縮改革路線からの転換を主軸とした政策論争を仕掛けたという大きな特徴があった。

世論調査によれば国民の多くはそうした政策論にさして関心を持たなかったようだが、今回の岸田新総理誕生を機に緊縮改革路線から幾分なりとも転換したと見なし得るのか―改めて事後評価しつつ、今後の言論の有り様を改めて考える契機としたい。

(『表現者クライテリオン』2021年11月号より)

 

 

 

他の連載などは『表現者クライテリオン』2021年11号にて

『表現者クライテリオン』2021年11月号
「日本人の「強さ」とは何か
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