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【保守放談】「官邸主導」という名の独善政治

啓文社(編集用)

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今回は『表現者クライテリオン』最新号から、「保守放談」を公開します。

表現者クライテリオン』では、座談会やインタビュー記事など、読み応えがある特集もありますが、

「保守放談」をはじめ、手軽に読める連載やコラムも毎号掲載しています。

電車の中やちょっとしたスキマ時間に読んでみてくださいね。

以下内容です。

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「官邸主導」という名の独善政治

 安倍・菅政権は「官邸主導」の政治を急速に推し進めた。縦割り行政を排して、首相とその周辺が一気に政策を決める。

それが出来たのは、内閣人事局を設置して省庁の人事を握ったからだ。政権に批判的な官僚は左遷するなど、恐怖政治で従わせた。

 だが、安倍政権の末期や菅政権の一年を振り返ると、「官邸主導」政治の限界は明らかではないか。省庁は官邸の決めた政策を実行するだけの下請け機関になり、政策の実行力は落ちた。

異論のある官僚も、報復を恐れて口をつぐむようになった。首相の側近が大きな権力を 持ってしまい、アベノマスクのような愚策が平気でまかり通るようになった。

官邸とつながりの深い利害関係者はいくらでも意見を押し通せるが、例えば飲食業界のような、政治力のない業界の声は誰も拾ってくれない。

平成の政治改革は、「トップダウン」の実現という名の下に、独善的でひとりよがりな政治を生み出してしまったのではないか。

(『表現者クライテリオン』2021年11月号より)

 

 

 

他の連載などは『表現者クライテリオン』2021年11号にて

『表現者クライテリオン』2021年11月号
「日本人の「強さ」とは何か
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